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■自然の風景になじむ−山間の家T(栃木県)

●周囲の山並みの景観に馴染み、一体化するよう、木造で急勾配の瓦屋根をかけ、住宅全体が壁よりも瓦屋根でのみ覆われているように見せました。 外観を内観にも反映させ、諸室の天井を屋根勾配とあわせました。
●室数を絞り各々を大き目にとり、空間に融通性をもたせています。 中央部大屋根の下は壁の量を努めて少なくし、厨房、食堂、居間、吹抜はじめ諸室がひと続きの大空間と

なっています。風の通り抜ける住まいです。

岩 為、竹内壽一
構造規模 木造 地上2階建 延140.2u
(有)桑沢建築
掲 載 誌 住宅建築1988年5月号 、すまいのくらしNo.76「健康に暮らせる住まい」特集、現代住宅設計モデル集など。第5回足利市建築文化賞



外 観@:日本の風景は瓦屋根が馴染む
居間・食堂:梁・根太など構造材が仕上げ材


外 観A:木造、和風の要素を素直に取り込む
和 室:屋根勾配に合せて、船底天井とする




食堂より居間を見る
茶の間より居間を望む
居間上部の吹抜け
玄関ホール



居間と食堂間の段差
座卓とテーブルとが
同じ高さで繋がる

廊下より居間を望む
食堂-居間-茶の間の
間仕切障子

アプローチ → 玄関
一文字瓦葺きの
屋根に向かう



2階子供室
2階子供室
風の通りぬける家:家中いたるところに通風孔が