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■内部を空気にさらす−山間の家U(栃木県)

山間の家Tでは、通風に工夫を凝らしています。家中のいたるところ、軒下、床下、妻側の天井のふところ、 食堂と居間の段差部などに、通風孔を取っています。特に、段差部は小物用の収納と兼用しています。
●さらに6年後、近くに新築したお母様の山間の家Uでは、玄関ホールに続く住宅の中央に吹抜を設け、通風にさらなる工夫を凝らしています。

●木造躯体は常に空気に晒します。 基本的に、風は低い位置から入り、室内で暖められ上昇、天井ふところを経て小屋裏換気口から出て行きます。 活性炭も置き、乾燥した床下から「風の通り抜ける家」です。

構造規模 木造 地上2階建 延107.2u
(有)桑沢建築
掲 載 誌 すまいのくらしNo.76特集


外観
和室



屋内ライトウェル
内観模型
外観模型




断面図:
中央の玄関ホール→吹抜→小屋裏への縦長の空間は、通風・採光用の屋内ライトウエル